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2000円が2億円になる。

2016.10.12

こんにちは。R-STORE『ハンサム』浅井です。

タイトルを見て読みはじめてくださった方すいません。2億円になっていません。もののたとえですので、勘違いしてくださったらすいません。先にあやまります。というのも以下のような出来事があったのです。

先日BOOK AND BED TOKYOのスタッフが友人を大量に誘って、ホテルを借り切って泊まってくれた。こうやってスタッフのロイヤリティを感じられるのは経営者冥利につきる。本当にうれしい。ところで、その際にホテルのマネジャーから相談があった。

「泊まりに来るスタッフの子には時給はいりません。でもチェックインを含めたすべてのサービスをやってくれるので、6時間分の人件費が浮きます。その分宿泊費を4000円ディスカウントして良いですか?」

時給は1000円だから、4000円値引いても2000円のプラス。数字だけ見ればお互いにハッピーな提案のように見えた。でも少し考えて「宿泊費は値引きしないで、その代わり泊まりに来るスタッフに時給をちゃんと払おう」と言った。

これでプラスの2000円は消えたわけで、数字面では非合理的な判断である。僕自身もこの判断が正しいのかどうか迷いはあったけど、直感的にそちらの方が良いと思った。おそらくその瞬間に考えていたのは、以下のようなことだったと思う。

 

・ゲストがスタッフの友人とは言ってもサービスの質を落としてはいけない。

・サービスはしっかりやるのに、宿泊費をディスカウントする必要があるだろうか?自分たちが誇るサービスを安売りすることが正しいのか。

・ディスカウントしたら泊まりに来たスタッフは喜ぶかもしれない。でも逆にしっかりとしたサービスを提供する意識が薄れるのでは無いだろうか?つまり適当なサービスも「安くしているのだから、それくらい我慢してよ」とという意識が無意識的にはたらくのではないか。

・では逆に安くするから、それ相応のサービスのクオリティに落とせば良いのではないか。しかし、その結果として行うサービスは僕達らしいのかどうか。ゲストは満足するのか。それでBOOK AND BEDのブランドやプライドが守れるのか。

・一方で働いてくれるスタッフに時給を払うのは当たり前である。その上で責任もってサービスしてもらえれば嬉しい。

 

1万円に満たない金額のことだったのですが、この判断が今後のスタッフの姿勢や考え方に及ぼす影響は小さくないと思えました。

R-STOREでもそうですが、僕達は自分たちのサービスを理由なくディスカウントしません。絶対に。でも、その分どこよりも良い体験を提供します。提供するように努力と改善を惜しみません。それこそがR-STOREであり、BOOK AND BED TOKYOの絶対に守らなくてはならないプライドのように思えるのです。

BOOK AND BED は開業1年。スタッフもまだ若く未熟です。だからこそ、簡単に自分のプライドを安売りしてほしくないと思いました。そして、この出来事を通して、R-STOREのメンバーにももう一度そのことを認識して欲しいと思いました。

2000円は失いましたが、おいおい2億円くらいになって返ってくる出来事だったと思います。いや、2億円以上だな笑

浅井

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