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「和」とは。

2017.01.31

こんにちは。R-STORE『ハンサム』浅井です。

京都にBOOK AND BED TOKYO(以下BNBT)をオープンして1ヶ月経った。京都は思った通り外国人の方の予約が多いが、アジアはもちろん、ギリシャや東欧のメディアにも取り上げられており、世界各国からゲストが来る。すでに桜の時期の予約も埋まり始めていて、あのホステルがどんな様相になるのか、今から楽しみである。

というようなこともありBNBTから発信する「日本」というものがどうあるべきなのか、最近考えることが多い。

インバウンドを意識して、ホテル業界界隈は「和」テイストのデザイン大ブームだ。太鼓橋、のれん、家紋、文様、格子、浴衣、うちわ、扇子、着物、富士山、忍者・・・。中には外国人に浴衣を着せて盆踊りを踊らせるホテルまであるようで、なかなかバラエティに富んでいる。

でも、これが「和」なのかな?

これが、日本人である自分たちが打ち出したい、伝えたい「和」なのかな、といつも思う。

たとえばこう考えるのはどうだろう?そもそも日本の伝統的な「和」風自体が、中国に代表される様々な外圧と影響を受けてつくられてきたものであるとするならば(事実そうである)、アメリカやヨーロッパの影響を受けながら、今、この日本に生きている自分が、自分たちが本当に楽しんでいるもの、それを取り入れたスタイルこそが、僕たちにとっての本当の「和」、Japanese style なのではないだろうか。僕達が生きている今こそが、現代の「和」であると、誤解を恐れずに言いたい。

もちろん、エンターテイメントとしての「和」や、江戸時代から変わらないトラディショナルな「和」を否定するつもりはないし、僕達が西洋の古い骨董を見て感動するように、外国人もそれらを楽しんでくれると思う。でも、少なくとも自分が伝えたいものは違うと思う。

僕達が伝えたいものは、現在進行形の「和」である。おそらく、西暦2400年くらいに生きる人が今のデザインを振り返って「ああ、例のクラシックなJapanese styleね」って言われるようなものだ。

だからBNBTも僕らは「和」のつもりでつくっている。今の時代をいきる僕たちなりの「和」である。

浅井

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