R-STOREが選んだ、ひとくせR人達の新しいBLOGコミュニティーサイト。隙間時間にでも、ゆる〜くお楽しみください。

守るなよ、攻めろよ。

2017.04.29

こんにちは。R-STORE『ハンサム』浅井です。

今日は4月29日、BOOK AND BED TOKYO福岡店がオープンする日です。これを書いている1時間後にはオープンを迎える予定です。PARCOというファッションビル内に宿泊施設ができるということで、各方面から注目していただき、本当に有り難うございます。手前味噌ですが、昨日の夜、改めて空間・時間を体験して、東京、京都とは違う、また本当に良い場所ができたと思いました。デザインはちょっとシックで、より「夜」向きかもしれません。本当に落ち着く空間になりました。ぜひ、この場所で本や友人とともに、ダラダラとリラックスした時間を過ごしていただければと思います。

BNBT-FUKUOKA-外観外側はこんな感じです。ちょっとホーム感。BNBT-FUKUOKA-02籠もれるソファも。カップルで座ると最高。BNBT-FUKUOKA-01本の壁。と泊まれる本棚。

しかし、PARCOさんからオファーを頂いたときは驚きました。なにしろ物販店や飲食店が軒を並べる普通のフロアの一角に宿泊施設をつくろうと言うのです。宿泊施設というからには、24時間人の出入りができないといけないですが、PARCO自体は当然のことながら24時間営業ではありません。外部から直接フロアにアクセスできるエレベーターを24時間稼働させてもらうことで出入りの問題は解決するとして、でも閉店した他のショップの商品に対するセキュリティはどうするのか?我々のゲストではない不審者が入ってきたらどう対応するのか?ワンフロアを丸々使えれば他階へのアクセスを制限すれば良いのですが、我々の施設はフロアの一角にあります。同じフロアには他のお店があります。東京や京都では想定する必要のなかった問題が山積していました。当然それに対して僕たちは責任を負うことはできないですから、PARCO側になんとかしてもらうしかないのですが、相当難儀されたと思います。しかし、なんとかオープンにこぎつけることができました。ご協力いただいたPARCOさんにはこの場を借りて改めて御礼を申し上げたいと思います。

苦労しました。でも結果的にBOOK AND BED TOKYOで過ごす時間の他に、「真夜中のデパートに入り込む」という、普通だったらありえない体験を付加することができました。これはすごいことです。「忍び込んでいる」感が半端ない。人が誰もいないデパートは神秘的で少しヒヤッとして、ちょっと肝試し的な怖さもあって、同時に悪いことをしているような背徳感もある。それがまたBOOK AND BED TOKYOでの体験を特別なものにしてくれます。ぜひご来店ください。本当に面白いです。

さきほど天神の街を歩いていたら、労働組合と思われる人々がデモ行進をしていました。「労働者の生活を守る」、「労働条件を向上させる」と声をあげていました。でも、守ろうとしているうちは結局広がらないパイの食い合いだということに気づくべきだと思いました。誰かのパイを取ったら、誰かのパイが減ります。広がらないパイの中で、誰かの労働条件を引き上げることは誰かの労働条件を悪化させることにほかならないのです。だから、もし先の労働組合の理想を実現させるとしたら、唯一の正解はパイを広げることです。パイを広げるのであれば、新しいチャレンジをしなければならない。それをせずに、守るだけで向上するような美味しい話があるはずがないということに気づくべきだと思いました。

昨日、福岡PARCOの店長さん(一番えらい人)と話す機会をいただきました。我々との新しいチャレンジについて、そのリスクについてどう思うかを聞きました。その方は「新しいチャレンジだから、(もちろん最大限失敗しないような準備はするけども)失敗はあると思っている。でも、それで良い。失敗することで得られる経験が大事だし、失敗しながらも新しいチャレンジを成し遂げる過程で得られる経験やノウハウこそ、誰にも真似出来ない唯一無二のものだ。」とおっしゃられました。僕もそう思います。

この新しいチャレンジが、きっと僕らとPARCOさんのパイを広げることに繋がります。

さあ、あと40分でオープンです。僕らの新しいチャレンジ「BOOK AND BED TOKYO 福岡店@福岡PARCO」をどうぞよろしくお願いします。

浅井

OTHER ARTICLES

PAGE TOP