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「何をやりたいか」より「どうありたいか」

2019.07.05

こんにちはR-STORE『ハンサム』浅井です。

会社を10年やっていると、たくさんの人が会社に入社し、また去っていく人も同様に多くいる。いつでも新しい人がジョインしてくれるのは嬉しいし、新しい家族が増えたような気持ちになる。去っていく人は見送るのはどんな理由であれ哀しい。なぜ我々の元を去ることになったのか、自分の何が悪かったのか、どうすべきだったのか、これからどう変化させていくべきなのかを考えて心の整理をするのに数週間かかることもある。でも、それも去っていく人の人生だし、せめて我々と過ごした期間をポジティブにとらえていてくれれば嬉しい、などと思ったりする。

誰だって人生のほんの一部の期間であっても振り返って後悔はしたくないだろう。無駄だったとは思いたくないはずだ。でも一方でどんな仕事に就いても、自分の期待通りだったこと、期待以上だったこと、そして残念ながら自分の期待とは異なることが、多かれ少なかれある。それはどんな仕事、職場にもある。これは如何ともし難い事実だ。僕自身にもあった。前々職でも前職でもあった。でも、後悔はしていない。むしろそれらの経験が今の僕をつくっていて、とてもポジティブな影響を与えてくれたと思って感謝すらしている。

最近、ありがたいことにたくさんの採用面接をさせていただいているが、僕らの会社にもそれはある。期待通りのこともあれば、期待以下のこともある。だからなるべく多くの情報を伝えてミスマッチや後悔がないようにしている(何しろミスマッチでの早期退職は本人にとっても我々にとっても生産性がないばかりか、大ダメージなのだ)が、求職者の方々にも意識してもらいたいことがある。それは私自身も後悔しないために意識していることだ。

それは簡単にいうと「何をやりたいか」ではなく「どうありたいか」を考えることだ。エンジニアになりたい、営業になりたい、パティシエになりたい、お金持ちになりたい、それだけではなく、その先を考えることだ。死ぬときに「幸せだったなあ」と思えるような自分の有り様を考えることに近い。「多くの人に慕われる人でありたい」「信頼される人でありたい」「あいつに会ってよかったと思い出してもらえる人でありたい」そんなことで良いと思う。人生の大目標、メインテーマみたいなものだ。そして仕事についたら、その仕事をいかして、人生のメインテーマにどう近づけるかを考える。「何をやりたいか」だけに終始すると、やりたくないことにぶつかったときに(必ずぶつかる)選択肢がなくなってしまう。「どうありたいか」を考えていればやりたくないこと、期待はずれだったことにぶつかっても、ありたい自分に向けての違うアプローチを考えることができる。そうやって仕事に対して色んなアプローチを続けていくことは結果としてその道のプロフェッショナルになることにもつながるし、期待はずれをむしろ自分の成長につなげることができれば、自分にとっての自信にもなると思う。想定外のことや、自分にはどうにもできない環境の変化は往々にしてある。そのとき迷ったり、凹んだり、ネガティブになったりすることは人間だれでもあるけれど、そんなときに自分はどう「ある」べきだったのか、を考えることは困難を乗り越える助けになると僕は思う。

もちろん、経営者として自社が魅力的で長く在籍したくなるような環境であり続けることは大前提として、の話だ。

以上、自戒の念もこめて。

淺井

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