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【続】長男との週1ミーティング

2019.07.17

先日長男とミーティングをしているというブログをポストしたが、その後もミーティングは継続している。正直に言えば、長男と机をはさんで真正面に向き合い少しかしこまって話し合うのは恥ずかしいという気持ちもあるのだが、それでも彼が巣立つまでの短い時間の中の貴重な機会だと思い欠かさず実行している。ミーティングの方法を改良して「自己採点表」なるものを毎週記入してもらうことにして(PC操作になれる意味も含めてGoogleスプレッドシートを利用)、それをベースに前週の反省と次週の目標を確認する。それを毎週日曜の10時からやっている。

さて、そのような方法に改良してから1ヶ月ほどが経過したが、自己採点が65点、70点くらいをウロウロしていて、なかなか上がってこない。減点の理由を聞いてみると「疲れて勉強できなかった」とか「つい遊んじゃった」というような返事。どうしたものかな、と考えているときに、とある心理学の研究成果を目にする機会があった。その研究とは

大人の集団に一桁の足し算を連続三分間やってもらう。その後、集団をAとBの2つにわけ、Aには最初の三分間の成績の2割増しの目標を与える。Bには「できるだけ沢山やるように」と指示し同じように三分間の足し算に取り組んでもらう。

というもので、その研究の結果は「はっきりとした目標を与えられたグループ(A)の方が、ただ「できるだけ沢山」とだけ言われたグループ(B)よりも明らかに成績が良かった」そうだ。

そう言われてみると、彼にもざっくりとした何となくの目標しか考えさせてなかったかもしれないと思い、もう一度目標設定を見直してみることにした。つまり、前出の研究のB集団のような状態に陥っているのではないかと考えたのだ。ざっくりとした目標(ex:勉強を1時間やる)=何をどこまでやってよいものかわからない=結果的に勉強のプライオリティが下がっている(「漫画を読む」というような具体的な行動の方が誘引が強く、相対的にプライオリティが上がってしまう)のであれば、その逆をやれば「まず目標まで終わらせる」という思考になるのではないかと考えた。彼は自己採点表は必ずミーティングの前までに用意している(そういうルールにしている。一度もサボったことはない。真面目な子なのだ。)。つまりちゃんと具体的な目標を与えれば期日までに実行することはできる(本当に素晴らしいし誇らしい)。ならば、勉強の目標もより具体的にしようと提案し、その日の授業で教わったことを、市販のドリルの該当ページで復習するという目標を二人で考えて設定した。時間割を調べて曜日ごとにどの教科を復習するか具体的に定めてもらって1週間やってもらってみることにした。

結果は自己採点85点。減点理由は「勉強にとりかかる時間が遅かった」。つまり、勉強自体はすべて目標どおり実行できたということ!しかも「今までより授業がよくわかるようになった」という成功体験のおまけつき。成功体験が得られれば継続される可能性も高まるわけで、これはひとまず成功と言って良いだろうと思う。そして我が子ながら、ちゃんと目標に向けて努力できることは本当に素晴らしいと褒めずにはいられなかった。

人生を通じて成し遂げたいような大きな目標が灯台のようなものだとしたら、小さな日々の目標は海図みたいなものなのだろう。灯台に向かうために、近くの海の地形を把握しながら進む。どちらも大事で、どちらも必要だ。そんなことを長男から学ばせてもらった1週間だった。

浅井

 

 

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