モトクロスしおり
2015.05.01
棚に並んだ本の列が、モトクロス会場に早変わり。いつもは静かな本棚が、本の段差にチャレンジするライダー達の熱気で賑やかになります。(初出2013年8月)
それにしても、ちょっと本の大きさって自由過ぎませんかね?
本棚に並べる時、いつも悩んでしまいます。
重たい本は下の段、文庫等軽い本は上の段。ざっくりと分けてみても例外が多すぎます。 画集や写真集なんかは、装丁にもこだわっているのか大きさがバラバラです。 文庫ならそんなに変わらないだろうと並べてみると、京極夏彦の作品なんてお豆腐一丁くらいの厚さがあります。非常に重いです。そういえば京極夏彦は「豆腐小僧双六道中ふりだし」という、本当にお豆腐みたいな正方形の白い本も出しています。
とにかく本の大きさ、特に高さのがたつきは、几帳面な性格な方にはストレスの原因にもなるのでは。ならば、逆に本の段差を楽しんでしまいましょう。 本の段差を丘やジャンプ台に見立て、小さなライダーが突き進む様子を再現。 意図的に段差を大きくしたり、コースを作り込むのも楽しいかも知れません。
ちなみに出来上がった画に対して「某テレビゲームにそっくりだ」という感想をいただきました。 確かによく似ていますが、この画を作ったデザイナーはそのゲーム全く知りません。不思議です。