おさらっこ
2015.06.25
おなかに貝を載せたラッコのお皿。トマトより、ホタテのバターソテーや昆布巻きなんかを盛りつけた方が、気分が出るかもしれません。(初出2013年6月)
キッチン用品や食器類はアイデアの宝庫です。百貨店などのキッチン売り場は見て回ると感心しっぱなしで時間が経つのを忘れさせてくれます。
まったく計量スプーンだけで何種類あるんだと、大さじ小さじの分量なんて決まっていると思うのですがね。星形や花びら型など色々なカタチをしたものに、容量表示に工夫のあるものなど様々。
食器もお皿に醤油を注すと桜の花びらが浮かび上がるものや、ビールの泡を冠雪に見立てた富士山型のタンブラーなど、見るたびそのアイデアに惚れると共に嫉妬してしまいます。あー、これ俺が先に考えたかった!的な。
今回の「おさらっこ」は、ラッコの食事風景をモチーフに考え出されたものです。お腹をテーブルに貝の皿を置いて料理を盛りつけます。(実際の海ではお腹に石を置いて、その石に貝を打ち付けて割って中身を食べるそうですが。宮島水族館のラッコは、貝に貝を打ち付けて割っていましたね。)
理屈ではこの上なく合っている、間違ってはいないと思うのですが、いかがでしょうか。ちなみに結構若い人たち(というか海外の10代の子どもたち)には、良い反応をもらっています。