町家ブランドショップ
2016.07.01
日本の町家文化と海外一流ブランドショップのコラボレーション。「個性」も大切だけど「調和」も重要なポイントですよね。(初出2013年5月)
今回も相変わらずの架空アイデアですが、「へえ、どこにあるの?」と普通に聞かれるくらい上手くはまった提案でした。違和感なさすぎて先に架空のアイデアであることを念押ししたくなるくらいです。
では本題、
例えば京都だと、条例によりコンビニ等の原色バリバリの看板も、景観に配慮という形で少し抑えた色合いに変更されています。でもそれに従うことで、ブランドイメージが傷つくことはないんですよね。むしろ「京都だとこんな感じに街に溶け込んでますよ」と好印象さえ与えています。
ブランドイメージというものは当然大切ですが、時と場合によっては、柔軟にそれを引っ込めることでブランドイメージを保つ、もしくは高めるやり方というのもあるのではないでしょうか。今回のアイデアはそんな発想が元になって制作されたものです。
ちなみにこのアイデアを出した一年後の2014年3月に「ライカ京都店」がオープンしました。コンセプト的にそっくりでちょっと驚くと同時に「やはり考え方は間違ってなかったな」とちょっと嬉しかったりもしました。京都に行く機会があれば「ライカ京都店」行ってみたいんですね。でもライカとか高くて買えないんですけど。