「全ての道は渋谷に通ず」 第5回 東北沢
「全ての道はローマに通ず」
2200年間もの間地中海世界全域を席巻した「ローマ帝国」。
そのローマにあらゆる道は通じていたように、21世紀の現代に於いても、東京の中心地渋谷に道が通じている街が多々存在する。そう、バス(BUS)で。
そんな渋谷に「BUS(バス)」1本で通じる「BATH(バス)」のある街を紹介するこの企画。
今回は、渋谷から東急バス渋55系統のBUSで約15分で到着、世田谷区「東北沢」と、体が最高にあったまる漢方湯の、「石川湯」をご紹介。
…なぜ「BATH(バス)」が出てきたかって?
断じてバスとバスだからなどといった、安直な思いつきで始めたのでは無い…
いいから本編を始めようではないか。
今回のBATH 東北沢「石川湯」
<この記事の目次>
①東北沢「石川湯」 〜冬のためにつくられた銭湯〜
②東北沢スポット紹介
③BUS乗り場
①東北沢「石川湯」 〜冬のために作られた銭湯〜
みなさん、
「下北沢」は聞いたことある人は多いと思いますが、
「東北沢」は聞いたことありますか?
小田急線の下北沢の隣の駅なんです。
しかも新宿がみえる位置でありながら、
道がひろく、綺麗な街で、お店がポツポツとある、
過ごしやすい街なんです。
そんな下北沢で遊んだ人や地元の人に愛されている石川湯をご紹介します!
こじんまりした、THE・銭湯とでも言いましょうか。
ただ、冬にはとってもいい銭湯ということを今回はお伝えしたいです。
受付エントランスはそんなに大きくはないです。
ここまではちょっとレトロ感がありますよね。
なにしろ、昭和2年から営業90年、
この東北沢・下北沢エリアのみなさんを暖かくしてきたのです。
脱衣所は一気にモダンな印象です。
こちらは改装したとのことでした。
みてください、縦長のロッカー。
ありがたいですね!
オーナーの石川さん曰く、「冬になるとコートをきてくる人がいるからねえ」
と、お客さんに合わせたサイズ感とのこと。
冬に最適化されておる。
リュックが大きい、バックパッカーな方々にとっても嬉しいのではないでしょうか。
別アングルからの脱衣所。床もぜんぶ張り替えたとのこと。
手前にはマッサージチェアもあります。
それではお風呂場をみていきましょう!
こちらが浴場です。
こちらも全部タイル張り替えられていてきれい。
一番嬉しいのは、シャンプーリンスが備えつけであること。
「疲れたし、銭湯入って帰るか!」
という出先での突発的に行きたくなった時にすごく嬉しい。
奥のお湯は泡風呂と座湯があります。
順番にご紹介しますね。
こちらが泡風呂。
「泡風呂って、なんか気持ちいけど意味あるの?」
っていう人おおいと思います。
実は泡風呂には、人肌に泡がぶつかる衝撃にマッサージ効果があり、
血流効果があると言われています。
だから実はただプクプクが気持ちいだけじゃないのであります。
またこちらのお湯は42度なので、熱めの設定。
石川さん曰く、
「昔からこの温度だから、これで慣れちゃった」
とのこと。
確かに昔ながらの銭湯って、お湯が熱いところが多いですよね。
なぜなのでしょうか。
1991年まで、東京都の条例で、銭湯の湯温は、
「摂氏42度以上」と決められていたそうです。
その理由は、「雑菌の繁殖を防ぐため」だったそう。
また、昔は銭湯がものすごく混んでいたので、
「回転率をあげるため」とも言われています。
江戸っ子は、激熱の湯にやせ我慢してさっと入って出るのが粋、
とされていたそうですが、
これは、お風呂側から回転率をあげる為に仕組まれた策略だったのかも、、、。
横に続きまして、こちらは座湯ですね。
ジェットで腰とふくらはぎの血行促進をしてくれます、マッサージ風呂ですね。
そして、この石川湯で人気なのは、
毎週日曜にやっている「瑞恵湯(ずいけいゆ)」という漢方のお湯なのです。
お湯の温度じゃなく、体の芯から暖めてくれる効果があるため、
お客さんから人気なんだそう。
また肌が乾燥しにくいとのことで、
冬にもってこいの銭湯ですね!
このシャワー、水流すと青く光るんです。
なんの効果があるわけでもない、視覚的な格好よさです。
こんなシャワーは他にもないので、撮っちゃいました。
多分90年前の創設された石川さんのおじいちゃんに見せたら、
びっくりするでしょうね。
靴箱なのですが、ここでも上段の長いロッカー。
石川さん「なが〜いブーツでもこれだったら入りますよねえ」
さすがです、特に女性からの支持ですよ。
やっぱり、この銭湯は冬の銭湯でした。
いかがでしたでしょうか。
この写真をみて、Wi-Fiも完備しているのだと知りました。
東北沢に住んでいる人も、下北沢で遊んだ人も、
寒い夜に暖まりたいならぜひ石川湯へ。
名: 石川湯
場: 東京都世田谷区北沢3丁目12−8
時: 15:30~23:45
休: 月曜日、祝日の翌日
電: 03-3466-4305
②東北沢エリア紹介
そんな石川湯のある、東北沢エリアのオススメスポット紹介!
綺麗で静かな住宅街の東北沢エリアに潜む、
味のあるお店たちをご紹介していきますね。
・おでん屋「おかめ」
大通りにいきなり出現する小さき門。
実は、知る人ぞ知る、値段表記がされていないおでん屋さんなのです。
種の素材がいいのはもちろん、一品料理にも定評があるとのことで、
東北沢に住んだらぜひいってみたいところ。
名: おかめ
場: 東京都渋谷区上原3-25-9
時: 17:00~24:00
休: 水曜日
電: 03-3467-4734
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13001829/
・クロックムッシュが絶品「イル トラメッツィーノ」
駅から徒歩、10秒くらいに位置するサンドイッチカフェ。
イル トラメッツィーノとは、イタリア語で「サンドイッチ」のことだそう。
外はカリカリで中のチーズはとろーりのクロックムッシュはいかがですか?
名: イル トラメッツィーノ
場: 東京都世田谷区北沢3-7-1 宇治川ビル 1F
時: 11:00~16:00(L.O.15:30) 18:00~22:30(L.O.21:30)
休: 日曜日
電: 03-6407-1461
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13145837/
・二郎系でトップクラス!ラーメン「千里眼」
二郎系といえば、にんにく香る、濃厚な豚骨しょうゆラーメン、
かつ、安くてやばくボリューミーな具材が特徴。
そんな二郎系の中でも最強と言われ、ファンをもつといわれているので、
東北沢に住んだらぜひ行ってみてください。
名:千里眼
場: 東京都目黒区駒場4-6-8 佐藤ビル 1F
時: 11:00~14:30(L.O.) 17:00~21:00(L.O.)
休: 無休
電: 03-3481-5773
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13099150/
③BUS乗り場
最後にお届けするのがBUS情報でございます。
渋谷まで約15分でいける東北沢。
渋谷へ通ずるBUSの乗り場は、以下の通りです。
赤いピンが立っているのが渋谷行きのバス停ですよ。
<東北沢バス停>
東北沢駅からバス停は、だいたい3分くらい。
赤ピンがバス停です。
東北沢のバス乗り場。
本数も意外と多いのが嬉しい。
<渋谷駅のバス停>
南口でてすぐの赤ピンがバス停です。
モヤイ像の前に位置する、この30番。
ここから、東北沢に行けますよ〜。
以上、BUSで渋谷につながる東北沢のBATH「石川湯」と、
おすすめスポットのご紹介でした!
私が日々BATHのことを学び、体験し、
発信していくので、ぜひ次回からもチェックしてみてくださいませ。
東北沢のおうちを探すならコチラ!
→左の「フリーワード」で「東北沢」を入力して検索してください。