Nu’ Retro Air Jordan 1 Low
久しぶりに「Nu’ Retro Air Jordan 1 Low」を引っ張り出してきた。
このスニーカーは、2002年発売したジョーダンシリーズのひとつで、「NU'(新しい)」「RETRO(古い)」という名前が表すとおりシリーズの原点であるエア・ジョーダン1を現代風にアレンジしたモデルだ。現代風と言っても2002年当時の現代であり、今となってはただの「RETRO(古い)」になってしまったが。発売当時にハワイのアウトレットで見つけて、気に入ってしばらく履いていた。気に入ると無くなるのが心配でストックしてしまう癖がある。現在は、赤黒と白のモデルとで2足ずつデッドの状態で保管している。
最近では、「Dad shoes」と呼ばれるお父さんが休日に履くようなスニーカーが流行っている。細かな定義はわからないが、イメージとしては、白くてぼってりしていて安いダサい靴、という感じだろうか。この現象は自分的にはすんなり腑に落ちた。限定ものや誰々のコラボと言ったレアスニーカーにとんでもないプレ値がつく昨今、価格帯の安い誰でもいつでも買えるものにスポットが当たるのはとても健全な気がする。ただそんな「Dad shoes」でさえも一部のモデルは値段が高騰してしまっているらしいが。
まあそんな流れもあって「Nu’ Retro Air Jordan 1 Low」を引っ張り出してきた。
白モデルなんかは、まさに「Dad shoes」と呼べるダサい(自分の中ではかっこいい)スニーカーだ。最先端のものをコレクトしたスニーカーショップではなく、近所のスポーツ用品店や靴流通センターなどをまわって、自分なりの「Dad shoes」、安くてダサい(自分の中ではかっこいい)スニーカーを見つけてみてはいかがだろうか。