BONSAI
2016.10.31
勢いに任せて盆栽をはじめた。
とは言いつつも前から興味があってそのタイミングを伺っていた。
始める一番のきっかけとなったのは尊敬するデザイナー、ディーター・ラムスの影響が大きい。
4月に京都芸術劇場で行われた日独デザインシンポジウムでも日本の美について語り
日本の庭を愛していること
盆栽が好きであることを公言していた。
盆栽は非常に注意深く扱わないといけない。
形は自分で決めれるが、正しいかは分からない。
盆栽は変わることなく存在する。
日本の禅寺であれ、
自然とどのように向き合うか。
恣意的に自然と向き合ってはいけない。
不要なものを排除することにも繋がる。
ほんとその通りで実に奥が深い。
形を変えたいからと言ってその場ですぐに変えられるものではない。
僕が買った盆栽でさえ約15年かけて育てられたものだ。
これからどう変わっていくのか、
自分の思う景色が見えてくるように注意深く向き合って行こうと思う。