星を見上げて
2017.01.31
冬は一年の中でも星がとってもきれいに見える季節だ。
空気が冷たくて澄んでいるから。
そして20個ある一等星(明るい星)のうち、7つも見えるんだ。
オリオン座を探して、ベテルギウスとリゲル、
ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン
こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスがそうだ。
それらを線で繋ぐとダイヤモンドの形になる、それを冬のダイヤモンドと呼ぶ。
これくらいのことを覚えるだけでも星を見るのがぐんと楽しくなる。
そのときに「MOON BOOK」というアプリを使うといい。
見たい空にスマホをかざすと、今空に見えている星の名前が即座に確認できる。
現代版星座早見表だ。
それから金星も見つけて欲しい。
日が沈んですぐの西の空に、びっくりするほど明るく輝く星がある。
それが金星だ。
ちなみに写真は、天体望遠鏡の覗き口にスマホのカメラを近づけて実際に撮った「月」の写真だ。
クレーターまでくっきりと確認できる。
冬の空に輝く星たち、
まるで宝石のよう、
忙しい日々の中で、ぜひ星を見上げて欲しい。