偶然のアート
2017.04.29
あるプロダクトの工場を視察に行った際の写真。
色とりどりのカラフルなコンテナが無造作に積み上げられていて
アートのようだ。
工場の中も。
ひとつの工場の中にバラバラの色のコンテナ
アートのようだと思って見るにはかっこいいのだが
なぜこんなことになるんだろう。
工場の人に聞いてみると
このへんは、同じ業態を持つ工場が地域に隣接していて製品を問屋に卸したり、工場同士で回し合ったりするときに自分の工場のコンテナが他の工場のものと混ざってしまうそう。それを気にしたり、わざわざ取り替えに来る人はいないらしく何年もそんなことをしているとこんな風にいろんな色が混ざってしまうのだとか。
親の代から何十年もこのやり方だから、まったく気にならないそう。
それがこの偶然のアートを生んだ理由だ。