キャンプとは
2018.05.30
今はとびきりキャンプにもってこいの季節だ。
暑くもなく、蚊などの虫もいない。
ちょうど先日もキャンプの取材でキャンプ場に行って、日帰りの予定だったのだけど、せっかくテントまで張ったのだからと撮影スタッフは全員帰ることになったが自分だけ残って、人生初のソロキャンプを楽しんだ。写真はそのときの一夜明けた朝食の様子。食パンにハムとチーズを挟んで焼き上げたものに昨日の晩の残りのフルーツジュースだ。
キャンプの楽しみ方は人それぞれあって、家族で行くファミリーキャンプや登山をしながらの極限を楽しむような本格的なキャンプなど、キャンプ人口の数だけその楽しみ方はあると言っていい。始めた頃は、いろんな本やネットの情報を見て、たくさんのことに影響された。ツールもあれもこれもとたくさん買って、いざキャンプを始めれば、火を起こし、料理を作り、可能な限り手を尽くした。最近はそんなドタバタとした熱も治まり始めて、なんとなく自分のスタイルが見えてきた。椅子、テーブル、ランタン、クーラーボックス、テント、寝袋、マット、ガスバーナー、もういくつかあると思うが、必要最低限のものだけを持っていく。最近はコールマンのビンテージのものを好んで集めている。スタイル的には80年代のアメリカのファミリーキャンプ的な。そして料理もレトルト食材を上手に利用して、キャンプでの仕事をなるべく増やさないよう心がけている。
キャンプのツールやスタイルをよくよく見てみると、基本的な好みや考え方が都会での生活を鏡で写しているようでびっくりした。けっきょくは都会でも山の中でも自分が求めることって変わりがないものなのかも。