時計じかけのダンス
2015.03.27
時間と共に表情を変え踊る時計。スキップなのか、急いでいるのか。寝込んでいるのか、とんぼ返りしているのか。踊っているのか、踊らされているのか…。(初出2013年6月)
デジタル時計が開発された時「アナログ時計は存在意義を失い、そのうち絶滅してしまうだろう」と言われたそうです。
確かにアナログ時計の読み方をいちいち覚える必要は無くなる。 それに昼寝から目が覚めて時計を見ると針は“5時”を指している。外は薄暗いけどこれは夕方5時なのか、寝すぎて朝の5時なのか分かんなくて軽くパニックになる。なんてこともなくなります。
しかし結果は知っての通り。アナログ時計は絶滅どころか、デジタル時計なのにアナログ表示するものまである始末です。
なぜアナログ時計は生き残ったか? 説としては「人は時計の針の進みをみて、視覚的に、直感的に時間の流れを捉える」「1秒飛びに表示が変わるデジタル表示より、連続して流れる針の動きがより時の流れを直感的に読み取れる」など言われています。 ああ、なんとなく言われてみればそんな気がしないこともないような。 まあ理屈はなんとでも後から付けられますが。
今回のアイデアは、アナログ時計に表情と言うか人格を与えたものです。 時には歩いたり、時には寝転んだり、時にはとんぼを切ったり。 そんな人間臭い相棒をあなたの部屋にいかがでしょうか?