<号外>ワレワレハエアホンヤダ 第46回 -前編-
2017/9/27(土)、28(日)、いか文庫は出張のため、青森県八戸市を訪れました。
八戸ブックセンターさんでのお仕事のために訪八したのですが・・・
青森県八戸市と言えば、
スルメイカ水揚げ量日本一のイカの街!
いか文庫がずーっと行きたかった街!
というわけで、せっかくなので観光もたくさんしてきました!
その観光の様子と、お仕事の様子を前編、後編にわたってお届けします!
八戸でワレワレハエアホンヤダ!
店主(以下 店): 八戸土産のなかよし、まだちびちび食べてるんだよねぇ。
バイトちゃん(以下 バ):私もまだ食べてますよ!カマンベールチーズ味!
店:私、毎日4個までって決めてる。止まらなくなっちゃうから。
バ:おお!私は1日2個までです!
店:イカ好きのバイトちゃんですら2個!温存!
それにしても八戸、ほんとうにいい所だったねぇ……
バ:そうですねぇ。あちこち、イカイカイカでしたね!次はシーズンに行きたい……
店:あ、そうか!シーズンに行ったら、もっとイカイカしてたのか。
バ:8月がスルメイカのシーズンなので、次回は8月に。8月10日、八戸イカの日に!
店:いいねぇ!!
次の訪八のために、今回の八戸ツアーのおさらいしようか!
店:乗った電車がお座敷列車で、ついついはしゃいじゃった店主でしたが……
向かったのは……?
バ:まずイカの展示がいろいろ見られるという
八戸市水産科学館マリエントがある、
鮫駅(さめえき)へ!
店:まさかほんとに「さめ」って読むと思わなかったけど、
駅に出たらサメのオブジェがあって、わ、ほんとに鮫なんだ……って驚いたよね。
そしてバイトちゃんをモデルに、写真を1枚パシャ。
バ:着いたのがお昼時だったので、その場で食べログを検索して、
一番評価の高かった大野屋食堂という食堂に行ってみることに!
そしたら、そこで食べたラーメンがおいしくておいしくて!!
魚介だしで、やさしい味がしましたね〜
店:あのラーメン、今まで食べた中で3本の指に入るくらい美味しかった!!
地元のお客さんもとっても優しかったよね。それも嬉しかったな。
バ:そこから歩いて、うみねこの聖地、蕪島へ……
店:視界がひらけた瞬間、思わず声が出たよ。
バ:人生で一番うみねこをたくさん見たと思ったけど、
八戸の方いわくシーズンは足の踏み場がないくらいうみねこがいるとのこと!
見てみたいような、怖いような……
店:え!そうなの!?結構な数いたけど……
バ:そうらしいですよ!
店:こ、怖い……
バ:そしてついに、マリエント へ!!
8月だったらスルメイカの展示があったそうなのですが、
私たちが訪れた9月はもう展示が終了……
でも、いろんなイカにまつわる展示がありましたね。
店:イカのゲームがあったり、イカの形の展示室があったり。
バ:イカに特化した展示のある博物館は、富山のほたるいかミュージアム以来!
嬉しかったなぁ。もっともっと、全国のイカ施設を訪れないと!と思いました。
店:さすがいか文庫のイカ担当!
あと、ここでとっておきのものを見つけたんだよね!
ババーン!
バ:NO IKA NO LIFE!
NO SABA NO LIFE!
店:でた〜!!(笑)
バ:イカにばかり気を取られていたけど、
このTシャツのおかげでサバも名物なんだと知りました八戸!
次の日の衣装をちゃっかり手に入れて、マリエントを後にして、
店:まさかの、でも最高の収穫にホクホクしながら、
やっと、今回のいちばんの目的地、
八戸ブックセンターさんへ……
全国でも珍しい”市営の”本屋さん。
八戸ブックセンターでは、提案型・編集型の陳列による本の閲覧スペースの提供と販売、
本に関するイベントの開催などを中心に、
市内の民間書店や図書館、市民活動と連携しながら、
全国で類を見ない、これからの時代にふさわしい本に関する公共サービスを構想し、
提供していきます。
(HP引用)https://8book.jp/
店:なんだかちょっと恥ずかしくって、まずは名乗らずにお店をぐるっと一周したのは、
今だからの告白です……
バ:いか文庫が担当した「イカと海」のコーナーもしっかり確認して。
やっと八戸ブックセンターに来れたことにしみじみしながら、見て回りましたねぇ。
店:静かに興奮しながらね。あった!ここだ!って。
店主は、前から欲しかった『茨木のり子の家』を購入しました。
ブックカバーもかわいくてね、大切にとっておこうと思ったよ。
バ:そうでしたね!
ハンモックが置いてあったり、ゆっくり本を読めるスペースもあって。
店:あのハンモック最高だった!私、もう少しで寝るところだったもの!
バ:見ることはできなかったけど、
八戸市民作家登録をした方が使用できる、執筆のための部屋「カンヅメブース」とか、
本棚を動かすと登場する「読書会ルーム」とか、ギャラリーもあって、とても魅力的でした!
”公共施設”であって、普通の本屋さんとはすこし違うので、
「読む」場所がしっかり確保されていることが、印象的でした!
店:うんうん、実際にお客さんも、椅子に座ってゆっくり楽しんでいる人が多かったね。
入ってすぐのところに、いか文庫グッズコーナーを作ってくれていたりとか、
カウンター後ろのガラスにも、イカの絵を描いてくれていたのもテンション上がったし!
八戸ブックセンターの皆さんともやっとお会い出来て、嬉しかったねぇ。
バ:館長さんは市役所の方で、
八戸ブックセンターに来る前は漁港で仕事をしていたと聞いてびっくり!
祭りの時期は、イカを大量にさばいていたと!
店:そうそう!
バ:漁港でイカを扱っていた館長と、
八戸が好きすぎて移住してしまったブックセンタースタッフの3名の方、
みなさん良い方でしたね!
店:ほんとうに!あと、八戸の夜の街を案内してくれた、市役所の職員の方たちも!
八戸の街中に、小さな屋台が並んでた通りあったじゃない?
あんな屋台の本屋さん通りがあっても楽しいだろうなって思ったよ。
バ:屋台の本屋さん、いいですね。
店:ディープな八戸の名店も、なかなか味わえない雰囲気だったよねぇ。
バ:洋酒喫茶プリンス!モヒート美味しかったなぁ。
一杯500円っていう価格も良心的だし、何よりホスピタリティがすばらしかった!
店:そうそう、ホスピタリティ!素晴らしかったねぇ。
バ:そして1日目が終了!
店:あれ?いか文庫、観光ばっかりで仕事してるの?って思われそうだけど……
2日目はちゃんと働いてますからー!!!