『ワレワレハエアホンヤダ!』第17回
前後編に分けてお送りしている「ワレワレハエアホンヤダ!」。
11月に渋谷にオープンした、HMV&BOOKS TOKYOさんからお届けしています。
ワレワレハエアホンヤ!
オープンを心待ちにしていたんダ!
HMV&BOOKS TOKYO〜〜〜!!!(後編)
では、前編で紹介しきれなかった店内と本を早速・・・
5階で私が衝撃を受けたのは、「ホラーコーナー」です。
だって、『墓場鬼太郎』と「ゆらゆら帝国※」のCDが一緒に並んでいるんですもの…。
でも本当の意味は、メンバーの坂本慎太郎さんが、水木しげる先生に強く影響を受けているからだそうです。(「見た目からかしら?」と思ってしまってごめんなさい…)
※カリスマ的人気を誇るバンド。三浦しをんさん原作のドラマ『まほろ駅前番外地』の主題歌も担当。
そして、バイトちゃんが「ココ気になるんです」と連れて行ってくれたのが、
6階にある「年代別本棚」のコーナー。
50年代〜00年代まで、その年ごとに話題になった本やCD、DVDなどが並んでいます。
私は特に、90年代の棚に釘付けになり、「このCD持ってる!これも!あ!これもー!」
ついつい大興奮!
一方バイトちゃんは冷静に、「セーラームーン」を手に取っていました。
アニメのセーラームーン世代なんですって。
そのコーナーの00年代の棚に並んでいたのが、今回購入した1冊。
『生物と無生物のあいだ』
分子生物学者・福岡伸一さんが執筆された、2007年発刊の大ベストセラーです。
福岡さんの著書は『遺伝子はダメなあなたを愛してる』を最初に読みましたが、学生時代、理系授業がからきしダメだった私でさえも「生物、面白い!!!」と感嘆させるほど、読みやすくわかりやすい本だったので、2冊目として手に取りました。
実はまだ第1章までしか読めていないのですが、福岡さんの語り口が優しく美しいことに魅せられつつ、自分が白衣を着て研究室にいるような妄想も膨らみます。まさに「エア科学者」気分で読み進められそうです。
私みたいに「興味はあるけど難しいのはちょっと困ります・・・」という方、
一緒に読んでみませんか?
==============
■『生物と無生物のあいだ』
福岡伸一(著)
講談社現代新書
■HMV&BOOKS TOKYO
東京都渋谷区神南1-21-3 渋谷モディ5F・6F・7F
営業時間: 11:00~23:00
twitter https://twitter.com/hmvbooks_tokyo
facebook https://www.facebook.com/hmvandbooks/