『ワレワレハエアホンヤダ!』第31回
いか文庫が2人とも大好きな本屋さん、文禄堂荻窪店に行ってきました。
ワレワレハエアホンヤダ!!!
佐々木店長と、新しい店員さんにも会えて嬉しかったよ!
毎度恒例「おすすめの漫画、ありますか?」の質問に、静かに、
「これとか」「これも」
と、教えてくれる佐々木店長。
毎日遅くまで働いてるようだけど(Twitterからの印象)、いつ読んでるんですか?と思いつつ、
教えてもらったものはいつも気になっちゃうんです。
そして今回は、店主とバイトちゃんとで2冊購入して、交換して読んでみて、
好きだった方でブログを書きましょうって決めました。
全く印象も内容も違う2冊。
でも上手いこと、それぞれの趣味に合っちゃうあたり、佐々木店長さすがです。
店主が選んだのはこっち。(バイトちゃんが選んだのはこちらから読めます)
『私の少年』
「30歳OLと、12歳小学生」の帯と、表紙の美しさに、
何だかちょっと艶かしい雰囲気が漂っています。
そして開いてみたところ………一気読みでした。
物語は、スポーツメーカーに勤める30歳の女主人公が夜中に公園で1人、
サッカーの練習をしている12歳の小学6年生男子と出会い、
リフティングを教えることになる、というエピソードから始まります。
それにしてもこの少年がとにかく美しくて、でも何か悲しげな印象。
家庭環境に問題がありそうなのだけれど…(つづく)
帯のとおりの登場人物2人の、どう解釈していいのかわからない関係性。
まだ1巻なので、始まったという印象と、伏線がゆっくりと、
でも確実に引かれて行く感じで進んでいくのだけれど、だけれども!
この2人のあやうさに、ドキドキが止まらない!止まらないよ!
12歳の子が、あと3年歳を重ねていたならまだもうちょっと、
安心して見れるのかなとかいろいろ考えながら、ふと、
『魔女の条件』っていうドラマを思い出しました。
女教師と生徒の恋愛物語。
あれも不穏さにドキドキ、したよねぇ(世代がバレます)。
今後、この2人とその周りの人たちがどうなって行くのか?
2巻は12月に発売だそうです。
まもなく!楽しみ!
また文禄堂さんに買いに来なくっちゃ!
(物語とは全然関係ないですが、店主は書店員になる前、
スポーツメーカーで7年間働いていたので、リフティングもできないし、
こんな経験も無いんですけどね、何だか親近感を持ってしまいます)
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■『私の少年』
高野ひと深/双葉社
■文禄堂荻窪店
東京都杉並区荻窪 5-30-6
福村産業ビル1F
http://bunrokudo.jp/
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